GKが131ゴール? 現役選手に“王様”も…ポジション別の「歴代最多得点者」を英紙特集

名前が挙がった(左から)ペレ、C・ロナウド、ロジェリオ・セニ【写真:Getty Images】
名前が挙がった(左から)ペレ、C・ロナウド、ロジェリオ・セニ【写真:Getty Images】

いまだ得点を量産するC・ロナウドらが記録…GKの最多は131得点

 サッカーはゴールを奪うことで勝利をもぎ取るスポーツである。英紙「ザ・サン」は、ピッチ上のすべての主要なポジションにおける「歴代最多得点者」を特集。GK、センターバック(CB)、右サイドバック(SB)、左SB、右&セントラルMF、左MF、ウインガー、ストライカーの8部門を取り上げ、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや“サッカーの王様”こと元ブラジル代表FWペレが部門別トップに輝いている。

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 まず驚くべきことは、GKの最多得点が100を超えていることだろう。ブラジルのサンパウロのレジェンドとも呼ばれる元ブラジル代表GKロジェリオ・セニは、利き足の左足から放たれる高精度のキックが有名で、相手ゴール前にもかかわらずフリーキッカーやPKキッカーを務めたことで知られる。キャリアのピーク時には3シーズンで47ゴールを記録。GKなのに直接FKを決める男として後世に語り継がれるほどのレジェンドは、131ゴールでトップに立っている。

 続いてCBのトップは、バルセロナやPSVで多くのゴールを奪った元オランダ代表DFロナルド・クーマン。「非現実的」と称された男が現役時代に奪ったゴール数はなんと253。一般的なMFよりもゴールを奪うクーマンは、PSV時代に3シーズンでリーグ戦51ゴールを記録するなど、本当にDFなのかというほどのゴールを奪っている。

 その他には右SB部門では元スコットランド代表DFグレアム・アレクサンダー(107ゴール)、左SB部門では元ドイツ代表DFパウル・ブライトナー(113ゴール)がトップに。また右&セントラルMF部門では現在チェルシーの監督を務めている元イングランド代表MFフランク・ランパード(274ゴール)、左MFには元スコットランド代表MFジョン・ウォーク(223ゴール)が入った。

 FW部門となるウインガーとストライカーには、数々の記録を作ってきた2人がトップに輝いている。ウインガー部門は534ゴールを奪っているC・ロナウドが最多得点者に。「伝説のワイドマン」はマンチェスター・ユナイテッドやユベントスなどでもゴールを量産しているが、やはり最も多くゴールを奪ったのはレアル・マドリード時代。438試合で450ゴールという記録は、まさにナンバーワンと言って過言ではない数字だろう。

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