高さと全員サッカーでタイ撃破へ リオ五輪最終予選、連勝発進のキーマンにオナイウ指名

前線はターンオーバー制を採用 南野、久保らはベンチスタートに

 U-23日本代表の手倉森誠監督が、16日のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたAFC U-23選手権のタイ戦で前線のターンオーバーを明言し、J2千葉FWオナイウ阿道をキーマンに指名した。

 13日に行われた初戦の北朝鮮戦はセットプレーで先制点を奪いながらも、相手の攻撃に苦しみ1-0勝利に終わった。中2日の日程で臨むタイ戦を控えた指揮官は「みんなにチャンスを与えたいと考えている。まず続けて勝つことが大事。1位通過以外は考えていない。戦いながら成長していくしかないと思っている。このチームは国際試合の経験を積む機会が少なかったので、一つひとつがかけがえのない試合になる。志、気持ちにしたがって仕事をしていく」と語り、短期決戦でターンオーバー制を敷く方針を明らかにしている。

 タイ戦も初戦からメンバーを変えていく方針だ。「(先発は)ちょっと変わります。開幕戦も直前にパッと変えたメンバーだった。タイが引き分けてきたことで変わった部分もある。いじるところといじらないところがある」と語った手倉森監督の変更点は前線にある。

「コンディションですね。やってみたらこうという部分がある。やってみたら消耗しているとか。(初戦は)間延びした分、前線の選手が普通の試合より1.5倍くらい走っている」

 初戦は久保裕也(ヤングボーイズ)、鈴木武蔵(新潟)、南野拓実(ザルツブルク)、中島翔哉(FC東京)という攻撃陣だったが、連戦による消耗を避けるために先発から外す方針を明らかにしている。

 

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