補強禁止処分のレアル ジダン監督の4人の息子やデンマークの神童も調査対象に
決定に不服のレアルCEO 「この議論にはあまりに欠点がある」
レアル・マドリードは14日、FIFAの未成年の外国人選手獲得に関する規約に反したとして、2017年1月までの補強禁止処分を命じられた。アトレチコ・マドリードにも同様の処分が下されたが、レアルはデンマークの神童FWマーティン・エデゴーや、ジネディーヌ・ジダン監督の4人の息子に関しても調査対象となっている。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
レアルのホセ・アンヘル・サンチェスCEOは「この議論にはあまりに欠点がある。なぜなら、彼らは監督の息子に関してもペナルティの対象と結論付けているからだ」とコメントを出している。
レアルの下部組織ではジダン監督の息子4人が活躍している。長男エンツォ君は攻撃的MF。次男ルカ君はGK。三男のテオ君と四男のエリアス君も所属している。この4人はフランス国籍を持ちながら、母親の出身地で、現在居住しているスペイン国籍も保有している。
ジダン監督の息子を例に出すなど、今回のFIFAの決定を不服としたレアル側は、処分に対する異議を申し立てている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1