中田英寿、世界驚愕のオーバーヘッド弾&優勝弾に再脚光 古巣絶賛「史上最高の日本人」

「NAKATA」の衝撃 名門ローマも称賛「素晴らしいゴールを思い出す良い機会」

 ペルージャ時代のスーパーゴールに挟まれる形で登場するのが、ローマ時代に決めた伝説の一発だ。

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 2000-01シーズンの終盤、リーグ優勝が懸かるなかでユベントスと対戦。ローマが0-2と劣勢で迎えた後半20分、キャプテンの元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティと交代して中田氏がピッチに立つ。すると、中盤でボールを奪った強烈なミドルシュートをねじ込んで1点差に詰め寄った。こぶしを握り締めて咆哮を上げる姿は、今でも語り継がれる名シーンだ。

 試合はその後、中田氏のシュートからこぼれ球に反応した元イタリア代表FWヴィンチェンツォ・モンテッラが押し込んで追いつき、勝ち点を積み上げたローマが逃げ切りでスクデットを奪った。

 ローマ公式ツイッター英語版は「ヒデトシ・ナカタ、誕生日おめでとう! 2011年のユベントス戦で記憶に残るゴールを決めた」と称賛。さらにフランス版では「素晴らしいゴールを思い出す良い機会」と映像も公開している。またパルマ公式ツイッターは「史上最高の日本人選手の1人」と賛辞を送った。

 イタリアで与えた「NAKATA」の衝撃は大きく、スーパーゴールの数々はいつまでも語り草となるに違いない。

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