久保建英“スタメン落ち”のサプライズ 出場10分も…現地記者は好印象「ポジティブ」

国王杯サラゴサ戦はスタメン濃厚、香川との“日本人対決”実現なるか

 そして「マジョルカはバレンシアを圧倒し、ダニ・ロドリゲスやクチョ・エルナンデス、ブディミル、アレハンドロ・ポソなどは素晴らしいプレーだった」と、チーム全体の出来が良かったことも強調している。

 久保は2020年最初の試合となった5日のリーグ第19節グラナダ戦(0-1)にフル出場した後、11日の国王杯2回戦サモラ戦(1-0)はベンチ外となり、今回のバレンシア戦も残り10分での投入と、ここ最近はほとんどプレーしていない。そのため21日にアウェーで行われる国王杯ラウンド32のサラゴサ戦で、再びスタメンのチャンスが与えられる可能性が高いと見られている。

 また、サラゴサ戦に向けて中1日しかないため、モレノ監督はバレンシア戦のスタメン8人を招集外にしており、大幅なローテーションを行うことが確実となっている。試合開始時、久保とサラゴサMF香川真司の2人がピッチに立ち、“日本人対決”が実現するかにも注目が集まるはずだ。

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(高橋智行 / Tomoyuki Takahashi)



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高橋智行

たかはし・ともゆき/茨城県出身。大学卒業後、映像関連の仕事を経て2006年にスペインへ渡り、サッカーに関する記事執筆や翻訳、スポーツ紙通信員など、スペインリーグを中心としたメディアの仕事に携わっている。

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