「自分の壁を壊したい」 日本代表MF橋本拳人、夢実現に向けた2020年の“新チャレンジ”

充実の1年を経て、今年はさらなる飛躍が期待される【写真:高橋学】
充実の1年を経て、今年はさらなる飛躍が期待される【写真:高橋学】

「自分はバーンと一気に花咲くタイプではない」 橋本が自分をそう称する真意は?

「リオ五輪に行けなかった悔しさは今でも忘れていません。これまでたくさん苦しいこともあったなかで、今の立ち位置は必ずしも自分が思い描いていた場所ではないけど、どんな壁が来てもめげずに、立ち向かうところが僕の良さ。自分はバーンと一気に花咲くタイプではなくて、一歩一歩乗り越えて強くなっていくと思っています。

 小学生の時に日韓ワールドカップを見てから、あの舞台に立ちたいと思ってずっとやってきました。そこは一つの大きな夢ですね。前回のロシア・ワールドカップで日本のサッカーが通用すると見せてもらいましたし、そのなかでベスト8という壁はまだ打ち破れていないので、次のワールドカップで自分がその舞台に立って果たしたいと思います」

 充実の2019年を経て、2020年も橋本の新たな“自分探しの旅”はまだまだ続く。

「2019年のことはもう忘れて、今年はいろんな意味で自分(の壁)を壊して、また新たな一歩を踏み出したい。自分の持ち味を出しつつ、ゴールだったり、チャンスに絡むプレーにチャレンジする姿を見てもらえればと思います」

 これまで積み重ねてきた努力と雑草魂は、どこまでも橋本を貪欲に突き動かす。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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