“1億ユーロの男”を巡りクラシコが勃発!? 相思相愛のジダン監督誕生でレアルが猛攻を仕掛ける
バルサ合意が報じられるも金銭面に障害 “将軍”出馬で形勢逆転も?
ジネディーヌ・ジダン新監督の就任したレアル・マドリードが今夏の移籍市場で、フランス代表MFポール・ポグバを史上最高額の1億ユーロ(約130億円)で獲得に乗り出す可能性が急浮上している。スペイン地元紙「AS」が報じたもの。
11日にチューリッヒで行われたバロンドール授賞式で、ポグバは思わせぶりな行動に出ていたという。サポーターの差し出すバルセロナとレアル・マドリードのユニフォームに、それぞれためらいもなくサイン。「メッシとプレーすることが僕の夢」と授賞式でバルセロナへの思いを語る一方で、レアルのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスと仲良く振る舞っていた。
今季終了後のバルセロナ移籍で合意に達しているとも報じられているポグバだが、ユベントス側の設定した130億円という移籍金で折り合いがついていないとも報じられている。ジダン新監督はフランス代表の後輩で、現代最強のMFとの評価を手にしているポグバ獲得を熱望しているという。
記事では「ポグバはジダンの凄まじい信奉者。ジダンも同胞(ポグバ)を絶賛している。新監督も個人の選手についてここまで高く評価することは珍しい」と、相思相愛ぶりを報じている。
バルサ側は金額面のハードルを残す一方、レアル側はポグバとの関係悪化が伝えられており、どちらも障害は存在するという。”1億ユーロの男”を巡る争奪戦は同胞に絶大な評価を寄せるジダン新監督の登場で、クラシコ場外戦に発展しそうな気配だ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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