「夢はブラジル代表だけど…」 二重国籍のアーセナル18歳FW、“代表選択”の行方に伊注目
今季アーセナルで台頭した新星FWマルティネッリ、イタリア代表の選択も可能
アーセナルの新星18歳のFWガブリエル・マルティネッリは、将来的に2つの国の代表チームに入れる可能性があるという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が、DAZNの現地インタビューのコメントを報じている。
マルティネッリは18歳にして、昨年12月のプレミアリーグで3試合連続フル出場を果たすなど、アーセナルにおいて頭角を現している。ブラジル出身だけに、当然将来的なブラジル代表の可能性と期待がかけられているものの、そのルーツを辿ればイタリア代表に入る資格もあるという。
「僕はブラジル人であり、もちろん夢はブラジル代表でプレーすること。ただ、イタリア代表でもプレーすることができるし、まだ何も決まっていない。ブラジルからは、まだ何も連絡を受けていない」
記事によると、ブラジルのサンパウロ郊外にあるグアルーリョス出身のマルティネッリだが、父親のルーツがイタリア系であるため、イタリア代表でプレーする資格があるのだという。現在、ブラジルの年代別代表で2試合に出場したのみのマルティネッリは、将来的にA代表ではイタリアを選択することも可能だ。
近年では、チェルシーに所属するMFジョルジーニョが、ブラジルとイタリアのどちらでもプレーする権利を持ち、イタリア代表としてプレーすることを選択している。すでに今季の公式戦20試合9ゴールをマークしている若きストライカーについて、今後は両国が代表チーム入りを巡って争奪戦を繰り広げることになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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