世界の11人に選ばれた”1億ユーロの男” 将来のバロンドール受賞に意欲

バルサ移籍も浮上する注目株ポグバ

 ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバが、FIFA年間最優秀選手賞(バロンドール)獲得に意欲を燃やした。2015年度のFIFA/FIFProベストイレブンに選出されたポグバは、イタリアのテレビ局「メディアセット・プレミアム」に登場し、次のように語った。

「バロンドールは、いつの日か勝ち取りたい。でも、やらなければいけないことはたくさんある。今のように成長していきたい。自分のスタート地点を考えると、今日は個人的に大勝利と言える。でも、僕をこのステージに上げてくれた人にとっての方がより大きな勝利だと思う」

 15年度のバロンドール候補には、受賞したバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのほか、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、バルサのブラジル代表FWネイマールがノミネートされた。ベストイレブンに入ったポグバは、まずはトップ3入りを狙うことになる。

 「移籍金1億ユーロ(約130億円)の男」と呼ばれる最強のMFは、バルセロナ移籍の噂が浮上している。この日もバルセロナのユニフォームにサインする映像が流され、大きな波紋を呼んでいるが、「特に意味はないよ」と語っている。

 圧倒的なフィジカルと高い技術を誇る、22歳の若者の時代はやってくるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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