忠誠を誓う”バイエルンの宝石” プレミア勢の巨額オファーに嫌悪感を示す

昨年末に契約延長のミュラー 「僕とクラブは団結している」

 バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFトーマス・ミュラーがプレミアリーグの放映権料収入で増幅する巨額オファーに対する嫌悪感を表明している。ドイツ地元紙「ビルト」が報じている。

 ミュラーはマンチェスター・ユナイテッドから100億円以上の移籍金を積まれながらも固辞。昨年末にスペイン代表MFハビ・マルティネス、ドイツ代表MFジェローム・ボアテングと共に契約延長を発表していた。

「テレビの放映権料収入で巨額のオファーがイングランドから届いたとしても、FCバイエルンからは移籍しないというシグナルを設定したんだ。団結しているという僕とクラブからの宣言でもある。お互いに最高の気持ちだし、同じゴールを追求したい」

 契約延長の意味を、ミュラーはこう語っている。プレミア勢は潤沢な移籍金を背景にブンデスリーガのタレントを狙っているが、エースはドイツ最強の名門でプレーする誇りを強調。バイエルンの同僚にも、プレミアの巨額資金に拒否することを求めていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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