U-23日本代表MF齊藤未月、21歳の誕生日に決意表明 「芸能人みたいですけど…」
サウジアラビア戦翌日の10日に21歳の誕生日を迎える
タイで開催中のU-23アジア選手権に参加中の森保一監督率いる日本代表は、初戦のサウジアラビア戦(1-2)から一夜明けた10日、バンコク市内で練習を行った。前日に先発した11人とFW上田綺世(鹿島アントラーズ)は宿舎で調整。12人が約1時間半、汗を流した。MF齊藤未月(湘南ベルマーレ)はこの日、21歳の誕生日を迎え、仲間から祝われた。
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誰よりも声を出してチームを引っ張っていた齊藤は、練習を終えて、報道陣からケーキを贈られた。笑顔で記念撮影し、最後には仲間から豪快にバケツで水を掛けられた。東京五輪イヤーに迎えた21歳。正々堂々と決意表明した。
「21歳になりました。こんなにたくさんの人に祝われて芸能人みたいですけど、次の試合勝ちますので、よろしくお願いします」
東京五輪イヤー初陣は黒星スタート。齊藤自身は、前日のサウジアラビア戦でベンチに終わり、出場機会はなかった。昨年のU-20ワールドカップ(W杯)ポーランド大会は主将として出場し、チームをベスト16に牽引。今年はさらなる活躍が求められる。
「オリンピックもある年ですし、いい年にしたいですよね。間違いなく。そのためにもサッカーは僕にとって欠かせない一つの仕事なので、頑張りたいなと思います」
シリア戦は敗れればグループリーグ敗退が決まる。背水の陣で臨む一戦。良い一年のスタートを切るためにも、21歳の齊藤が力を見せてくれるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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