2戦連続先発のインテル長友 右SBで奮闘も終了間際の失点で痛恨の敗戦

前半に好クロス供給もアシストならず

 安定感のあるプレーを見せたものの、チームの勝利にはつながらなかった。日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、10日に本拠地サンシーロで1試合消化が少ないながら7位につけるサッスオーロと対戦。長友は右サイドバックで先発出場し、攻守に存在感を発揮した。しかし1点が遠く、チームは後半アディショナルタイムにPKを与えて失点し、ホームで痛恨の敗戦を喫した。

 前節に左サイドバックを務めた長友は、この試合では右サイドバックで起用され、DFダニーロ・ダンブロージオが左に入った。サッスオーロのFWニコラ・サンソーネとマッチアップした長友は、試合開始から安定したプレーで試合を無失点で進めるチームに貢献していく。

 前半、攻撃面で最大の見せ場は19分に訪れた。攻撃参加した長友の右足クロスがゴール前でフリーになったMFアデム・リャイッチの頭にピタリ。しかし、ヘディングシュートはクロスバーの上に外れ、長友がアシストを一つ損したと言えるほどのビッグチャンスを逃した。インテルは攻撃陣が決定機を逃したことが響いて無得点に終わった一方、GKサミル・ハンダノビッチのファインセーブもあり無失点で切り抜け、スコアレスでハーフタイムを迎えることになった。

 一進一退のゲームは、両チーム無得点のまま進んでいく。長友は前半に続き攻守に好プレーを見せ、同16分には攻撃参加からMFリャイッチのミドルシュートを生み出すパスも通した。しかし、ゴールが遠い時間が続いた。

 

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