マンUの英雄が低調なチームを再批判 「選手は自分たちに退屈している」
ファン・ハール批判の急先鋒スコールズ氏が、FA杯辛勝の古巣を酷評
マンチェスター・ユナイテッドOBのポール・スコールズ氏が再び古巣を激しく非難した。FAカップ3回戦でリーグ1(3部相当)のシェフィールド・ユナイテッドに、終了間際の得点で1-0と辛勝した試合を見た同氏は、「オールド・トラッフォードではいつもネガティブな試合」「選手たちは自分たちに退屈している」と辛辣な言葉を浴びせた。英衛星放送局「BTスポーツ」に対して語ったもの。
ルイス・ファン・ハール監督率いるユナイテッドは、現在プレミアリーグ5位。リーグ戦は折り返し地点を過ぎたばかりで、優勝も射程圏内ではあるが、最近の低調なパフォーマンスはファンやメディアからのバッシングの対象となっている。特に攻撃面は目も当てられない状況で、英国営放送「BBC」によれば、直近のホームゲーム10試合での得点はわずか12。いずれも試合の前半はノーゴールとなっている。
こうした深刻な得点力不足を受けて、クラブOBのスコールズ氏は、現在のチームを一刀両断した。
「悪いパフォーマンスを受け入れているようにしか見えない。オールド・トラッフォードに行けば、いつもネガティブな試合ばかり目にする。選手は自分たちに退屈している。スピリットもない。誰からもやってやろうという意志が伝わってこない。笑顔もない。エンターテイメントもない」
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