シント=トロイデン鈴木優磨、イランから“高額オファー”か 移籍金6億円と現地報道

移籍話が浮上したシント=トロイデンFW鈴木優磨【写真:STVV】
移籍話が浮上したシント=トロイデンFW鈴木優磨【写真:STVV】

イランのトラクター・サジから獲得オファーと海外報道

 シント=トロイデンのFW鈴木優磨に移籍の噂が持ち上がっているようだ。イランのトラクター・サジに移籍する可能性を、ベルギーの複数メディアがイランでの報道を元に伝えている。

 鈴木は今夏、鹿島アントラーズからシント=トロイデンへ完全移籍。負傷の影響で出遅れたものの、復帰後はレギュラーとして活躍し、ここまで16試合出場5得点を記録している。

 そんななか、主力としてプレーする鈴木は冬の移籍市場でのチーム離脱がイランメディアで報じられた。ベルギーメディア「Voetbal Belgie」は「イランメディアはユウマがトラクター・サジFCに移籍すると報じている。シント=トロイデンには多額の移籍金が入るかもしれない」と伝え、具体的な移籍金については「市場価値は220万ユーロ(約2億7000万円)とされているが、トラクター・サジは500万ユーロ(約6億円)を支払う準備がある」と報道。かなりの高額オファーであることを示唆している。

 また、ベルギーメディア「WALFOOT」は「シント=トロイデンは非常に難しい1月に備えている」として、複数選手が狙われている現状を紹介。「(今季10得点のコートジボワール代表FW)ヨハン・ボリが200万ユーロの移籍金でチームを離れる可能性が高まるなか、クラブは鈴木優磨に対しても数百万ユーロのオファーをトラクター・サジから受けているようだ」と危機的状況を伝えた。また、記事によるとアルゼンチン人FWファクンド・コリーディオ、コンゴ代表FWジョルダン・ボタカにも移籍の可能性があるという。

 鈴木は鹿島時代の2018シーズンにAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で14試合2得点を記録し、チームの優勝に貢献するとともに大会MVPにも輝いた。アジアでの輝かしい実績を持つストライカーに急接近を試みるトラクター・サジ。鈴木の動向には現地ベルギーも注目している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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