今季限りでINACを退団したイ・ミナ、古巣・仁川現代製鉄への復帰をSNSで発表

　なでしこリーグ（日本女子サッカーリーグ）1部のINAC神戸レオネッサに所属していた韓国代表MFイ・ミナが28日に自身のインスタグラムを更新し、日本での思い出を語るとともに、4枚の“惜別ショット”を公開した。

　イ・ミナは2018年に仁川現代製鉄からINACに加入。1年目はリーグ戦13試合に出場して5ゴールの活躍を見せた一方、2年目の今季は怪我に苦しんで4試合ノーゴールにとどまっていた。

　11月30日にINAC退団が公式発表され、負傷を抱えていたイ・ミナは母国でリハビリに専念すると発表。韓国女子サッカー界のスター選手は28日に自身のインスタグラムを更新すると、日本語と韓国語でメッセージを発信している。

「INAC神戸のファン方々にお礼を言わず帰国してしまって申し訳ございませんでした」と記し、ファンへの感謝を示した。「何より楽しく幸せなサッカーが出来たんじゃないかとお思っています。全部皆さんのおかげです」と続けた一方、自身の怪我についても言及している。

「今は結構直りましたが、まだ痛みが残っています。まずは帰国し、治療とリハビリをしながら初めから体を作った方がベストなんじゃないかと思い、現在はリハビリを一生懸命やってます」

　来季については「仁川現代製鉄に復帰することになりました」と古巣復帰を報告。しばらく治療とリハビリの日々が続くが、「イ・ミナらしく復活して見せます」と意欲を燃やしている。

　日本で過ごした2シーズンは怪我などもあり、イ・ミナにとって悔しさの残るものだったに違いない。それでも「日本の大切な思い出は胸に刻んで絶対忘れません。INAC神戸でよかったです」と胸中を吐露。チームメートと撮影した集合ショットをはじめ、トレーニングや試合中の写真などを公開し、ファンに惜別メッセージを届けている。