ミランの補強に“プランB”浮上 イブラ獲得失敗時はザルツブルクFWに年俸6.6億円準備
CLグループステージで8得点を挙げたハーランドに関心 契約解除金は約30億円か
イタリア・セリエAの名門ACミランは、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得交渉が長引くなかで、ザルツブルクのノルウェー代表FWエルリング・ホランドに高額年俸を提示する用意を整えているという。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じた。
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ミランは元エースで現所属の米MLS(メジャーリーグサッカー)LAギャラクシーとの契約が今年限りで満了するイブラヒモビッチの獲得を目指しているが、交渉が長引いている。イタリアメディアでは年内をデッドラインとする一方で、同じミノ・ライオラ氏を代理人としているホランド獲得の準備も進めているという。
記事によれば、ミランはホランドに対して550万ユーロ(約6億6000万円)の年俸条件を用意。ザルツブルクとハーランドの間にある契約解除条項には諸説あるが、コリエレ・デロ・スポルト紙は2500万ユーロ(約30億円)だとしている。
今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でグループステージ6試合8ゴールと得点力を見せつけたハーランドは、欧州のビッグクラブから注目を浴びている。今冬の移籍市場で目玉になる1人とされるだけに、高騰する近年の移籍金相場を考えれば、選手本人への条件提示が決定要因になる可能性はある。
決して現在の財政状況が芳しいわけではないミランだが、高額年俸の提示でハーランドの選択肢になることを望んでいるようだ。イブラヒモビッチの獲得が失敗に終わった場合は、ハーランド獲得に本腰を入れることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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