孤高の完璧主義者 クロップが不調のリバプールに「95%では不十分」と一喝
さらなる奮起を要求
リバプールのユルゲン・クロップ監督が0-2で敗戦を喫したウェストハム戦後、「95%では十分ではない」と、チームに恒常的な最高のプレーを要求した。英国営放送「BBC」が報じた。
ウェストハムに敗れ、リバプールは直近のリーグ戦6試合で2勝1分3敗と黒星が先行。20節を終えて8位と上位集団にやや後れをとるなど、苦しい戦いが続いている。クロップ監督もチームの出来には怒りをあらわにした。
「今日は残念がっている日ではない。怒りの日だ。私は本当に怒っているよ。我々はもっとできたはずだからね。それでもそのことについて話したくはない。我々は 何もできなかったのだから」
エースのFWダニエル・スタリッジや、主将MFジョーダン・ヘンダーソンら主力の負傷が相次いでいるとはいえ、このところの不調ぶりは指揮官にとっては許容できるものではないようだ。選手たちには、さらなる奮起を要求している。
「今日のチームは不十分だった。決定的なチャンスもあったが、我々は100%ではなかった。もっとできたはずだ。我々の時間もあったし、トライもしていた。しかし、95%の戦いでは十分ではない」
敗戦について「私の責任」と反省を口にしたクロップ監督。ドイツ人指揮官の檄(げき)を受けて、チームは再び浮上することはできるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1