「海外のチームとやるのは好き」 森島司、日韓戦の“激しさ”にも苦手意識なし「絶対に…」
E-1初戦の中国戦では出色の出来 プレッシャーの中でもスペースを空ける動きに自信
森保一監督率いる日本代表は14日、韓国・釜山で開催されているE-1選手権第2戦の香港戦で5-0の勝利を収めた。翌日から18日の韓国戦に向けて準備を進めているなか、MF森島司(サンフレッチェ広島)は「海外のチームとやるのは好き」と明かし、予想される激しいプレッシャーに対処するイメージを語っている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
日本は今大会に国内組のみのメンバーで臨み、23人中14人が22歳以下の東京五輪世代とフレッシュなメンバー。10日の初戦では中国に2-1の勝利を収めて白星スタートを切ると、14日の中国戦では大量5得点を奪って快勝。2連勝で18日に最終戦・韓国戦を迎えることになる。
森保監督は「1戦目、2戦目でしっかり見て、それから第3戦のメンバーを決めていきたい」と語っており、韓国戦ではここまでの2試合から総合的に判断してメンバーを決めていくと見られる。初戦の中国戦で出色の出来を見せた森島は、スタメンの有力候補と言っていいだろう。
“日韓戦”には「激しいイメージがある」という森島。出場が見込まれるシャドーの位置は厳しいプレッシャーにさらされることが予想されるが、そこに苦手意識はないという。「ACL(AFCチャンピオンズリーグ)とかで海外のチームとやるのは好きなので、しっかり剥がしていく部分は意識したい」と明確なイメージを持って準備を進めている。
中国戦での“成功体験”も森島の自信を後押しする。左ウイングバックに入ったMF遠藤渓太(横浜F・マリノス)ととも高い位置で起点を作り、押し込む状況を作り出した。韓国戦では相手が違うとはいえ、シャドーとして意識する基本は変わらない。
「この前はサイドを分厚くするために(遠藤)渓太のほうに寄っていました。4バックのサイドバックを困らせて裏を取るというのは意識していました。海外の選手は慣れていないと思いますし、ああいうところ(中間ポジション)に立ち続ければ絶対に(スペースが)空いてくる」
相手の嫌がるポジションを取り、惑わすようなプレーで厳しいプレッシャーをかいくぐる。フィジカル的にも激しい展開の予想される日韓戦で、“柔よく剛を制す”を体現したい。
(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)