新年早々レアルを襲うスキャンダル コロンビア人司令塔が時速200キロでカーチェイス
昨年からトラブル連発の白い巨人
レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが最悪な年明けを迎えた。元日にレアルの練習に向かう途中に時速200キロで自家用車を運転し、パトカーに追跡されながらクラブハウスまで逃走していたことが発覚したとスペイン地元紙「スポルト」が「ハメス・ロドリゲスがスピード違反後、マドリードの練習場まで警察にチェイスされる」と報じている。
フランス代表の同僚に対する恐喝容疑で逮捕、起訴されたベンゼマなど、トラブル続きの白い巨人で新たなスキャンダルが明らかになった。背番号10は2016年初日に愛車の黒のアウディを運転し、練習場に向かった。いきなり時速200キロというスピード違反で覆面パトカーの取り締まりの対象となったが、何故か警察の制止を振り切り、練習場までカーチェイスを繰り広げた。
「我々は時速200キロで運転していた車両を押収した」と地元警察は声明を発表。スピード違反のみならず、公務執行妨害が加算されることになり、ハメスは重罪に処される可能性が浮上している。
夏の移籍市場でトレードで正式契約していたはずのマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの獲得と必要書類の提出遅れで破談となったことが引き金となり、ベンゼマの逮捕、国王杯ベスト32のカディス戦では出場停止の選手を起用し、失格処分となるなど、トラブル続きのレアルにとっては負の連鎖は年明け後も続いてしまうのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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