ブンデス優勝7度の名将が見たドルトムントの今季の進化 「効率的で賢く、予測不能」

首位バイエルンのベンチは欧州最強

 ヒッツフェルト氏は90年にドルトムントの監督に就任。現ドルトムントSDのミヒャエル・ツォルク氏や元ドイツ代表MFアンドレアス・メラーらを擁して94-95、95-96シーズンにリーグ連覇を達成。96-97シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)も制した。ブンデスリーガ優勝7回、CL2度優勝の名将は、かつて栄光をつかみとったドルトムントを今季の優勝候補に推している。

 同じくかつて指揮を執った前半戦の王者バイエルンについては、「選手層が厚い。主力が4、5人欠場していても、先発メンバーを見ればチームは全員がそろっているように感じる」と、チーム力の高さに感服している様子。アリエン・ロッベン、フランク・リベリーという二枚看板の負傷離脱が続いたが、シャフタール・ドネツクから獲得したブラジル代表MFドウグラス・コスタやユベントスから加入のMFキングスレイ・コマンといった新戦力が彼らの穴を埋めた。「バイエルンのベンチはドイツだけでなく、ヨーロッパ最強」と評している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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