ブンデス優勝7度の名将が見たドルトムントの今季の進化 「効率的で賢く、予測不能」

ブンデス公式サイトで、ヒッツフェルト氏が分析

 かつてドルトムントやバイエルン・ミュンヘンを率いたドイツ人名将オットマー・ヒッツフェルト氏が、今季のブンデスリーガ前半戦を総括。日本代表MF香川真司が所属し、自身が率いて1994-95、95-96シーズンに連覇を果たした今季好調のドルトムントについては、「効率的で賢く、予測不能」と絶賛した。ブンデスリーガ公式サイトが伝えている。

 昨季のドルトムントは最終的に7位となったが、一時最下位に沈むなど低迷。しかし、ヒッツフェルト氏は開幕直後に公式戦11連勝を飾り、現在リーグ2位とV字回復を果たしたチームについて、「シーズン前からそうなると思っていた」と古巣の逆襲を予測していたという。

「バイエルンに競争相手が出てくるとしたら、それは間違いなくドルトムントです。トーマス・トゥヘル監督はチームに新しいフィロソフィーを植え付けた。彼のシステムは攻撃だけに特化しているわけではない。ポゼッションに重きを置き、チャンスをうかがっている。だから常にテンポが速く、試合を運ぶわけではないのです。この指示により、ドルトムントはこれまでよりも効率的に、より賢く、戦っている。トゥヘル監督の下、フレキシブルになり、それによって予測のつかない動きをするようになった」

 

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