「期待以上」 ユベントス、C・ロナウド筆頭の新トリオをイタリア紙が「DH7」と命名

ユベントスFW(左から)ディバラ、C・ロナウド、イグアイン【写真:Getty Images】
ユベントスFW(左から)ディバラ、C・ロナウド、イグアイン【写真:Getty Images】

「19分に1ゴール」を誇るディバラ、イグアイン、ロナウドの強力コンビに伊紙が注目

 イタリア王者ユベントスは、前線の攻撃ユニットとしてポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに加えて、FWパウロ・ディバラとFWゴンサロ・イグアインのアルゼンチン代表コンビを起用する試合が増えてきた。イタリア紙「トゥット・スポルト」は、豪華トリオを「DH7」と称してその得点力を紹介している。

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 ユベントスは開幕当初から4-4-2や4-3-3、4-3-1-2を採用する試合が多く、トップ下を置く場合はウェールズ代表MFアーロン・ラムジーやウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクール、イタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキらを起用。ディバラが入るパターンもあったが、強豪相手ではカウンターに対する守備の不安が常に指摘されてきた。

 一方で、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ最終戦レバークーゼン戦では0-0で迎えた後半21分、ベンタンクールに代わってディバラが登場。すると、同30分にロナウド、アディショナルタイムにイグアインがゴールして2-0と勝利した。

 改めて破壊力を見せる結果になったトリオを、Dybala(ディバラ)、Higuain(イグアイン)、CR7(ロナウドの愛称)を交えて「DH7」と命名した同紙では、「彼らは協力的にゴールを奪う姿勢を見せた。それは期待以上のもの」として、機能性の高さを表現。シーズン中では4回にとどまるこのトリオ起用だが、その時間帯では19分に1ゴールの割合で得点を奪っていると紹介している。

 記事では、この起用法を「シーズンのターニングポイントになり得る」とレポート。今季はセリエAの9連覇と1996年以来のCL制覇という最大目標に向かうユベントスだが、これまでの守備に定評があるチームからの脱皮を図る意味で、「DF7」の愛称が欧州に定着するほどの活躍をコンスタントに見せられるかどうかは鍵になるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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