森保監督、日韓戦は「いつも非常に激しく厳しい」と覚悟 「お互いにファイトして…」
E-1選手権に向けた開幕会見で韓国メディアの質問に回答
森保一監督率いる日本代表は10日から開幕するE-1選手権に参戦する。9日には大会の開幕会見に臨み、最終戦となる日韓戦について問われた森保監督は「今回も非常に厳しい戦いになると思います」と“覚悟”を示した。
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韓国・釜山で開催されるE-1選手権に向けて、日本はJリーグMVPの横浜F・マリノスMF仲川輝人ら初招集11人を含むフレッシュなメンバーを選出。10日の初戦中国戦を控え、8日から現地でトレーニングを開始している。
9日には釜山市内で開幕会見が行われ、森保監督をはじめ、韓国代表のパウロ・ベント監督、中国代表のリー・ティエ監督、香港代表のミクス・パーテライネン監督が登壇。それぞれが大会への抱負を語っている。
そのなかで、韓国メディアから森保監督に対して「現役時代から多くの韓国戦を戦ってきたと思う。昨年のアジア大会では韓国に負けて準優勝、今回の韓国戦にはどのように準備しているのか」と質問が飛んだ。森保監督は「韓国もそうですし、中国、香港と素晴らしい監督の下、良い選手が揃っていて、全て強敵。3チームとしのぎを削って、お互いのレベルアップができればと思っています」と前置きしたうえで、18日の最終戦である韓国戦について次のように語っている。
「選手時代も監督としても戦わせていただいて、いつも非常に激しく厳しい試合になっている印象です。今回のE-1選手権でも非常に厳しい戦いになると思いますが、お互いにファイトしてしのぎを削り合いながらも、成長につながるような戦いになればと思います」
第1戦、第2戦での結果次第では、韓国戦は優勝を懸けた一戦になる可能性もある。多くの“日韓戦”を経験してきた森保監督は、今回も予想される“激しい戦い”に向けて、すでに覚悟を決めているようだ。
(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)