インテル監督、前線のさらなる補強を要求? 来夏のオーバメヤン獲得へ調査開始か

アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】

今冬の移籍市場でジルー獲得に向けて動くコンテ監督、すでに来夏の補強を計画か

 イタリア・セリエAの強豪インテルは、今冬の移籍市場でストライカー補強の動きを見せているが、すでに来夏に向けても動きを見せているという。英紙「デイリー・スター」は、アントニオ・コンテ監督のリクエストによりプレミアリーグへの調査を開始したと報じている。

 今季は前線にマンチェスター・ユナイテッドからベルギー代表FWロメル・ルカクを完全移籍で獲得。チリ代表FWアレクシス・サンチェスも期限付き移籍で加入した。だが、サンチェスは秋に入って負傷により長期離脱を強いられることとなった。

 そうしたなかで今季から指揮を執るコンテ監督は、冬の移籍市場で前線の選手獲得をリクエスト。チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーの獲得に近づいているとされている。さらにコンテ監督は、サンチェスの契約が不透明なこともあり、次の一手をクラブに要求したようだ。

 その対象はアーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン。かつてインテルと同じミラノのライバル、ACミランに所属した経験もあるストライカーは、ドルトムントで大ブレークを果たしてプレミアに渡った。コンテ監督はチェルシー時代に相手チームとして対戦してきただけに、プレーは十分に理解しているだろう。

 コンテ監督は、ユベントスを率いていた時期から前線には特徴の異なる選手を要求し、相手や状況に応じて臨機応変な組み合わせを選ぶ傾向があった。そうした意味では、ルカクに加え、ジルーも獲得すれば、次は“スピード型”のオーバメヤンを補強する可能性もある。

 クラブの強化部に対してハッキリとリクエストするタイプの指揮官だけに、インテルがオーバメヤン獲得に本腰を入れる可能性は十分にあると言えそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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