「大惨事の前線に天の恵み」 イブラヒモビッチ、ミラン復帰で“エース計画”を伊メディア提唱

イブラヒモビッチのミラン復帰は進むのだろうか【写真:Getty Images】
イブラヒモビッチのミラン復帰は進むのだろうか【写真:Getty Images】

低迷するミランの前線は「大惨事」…イブラヒモビッチが“救世主”となるか

 低迷するイタリアの名門ACミランは、今冬の移籍市場で元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを獲得することが濃厚になりつつある。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、「大惨事の前線に天の恵み」として、その構成の変化を論じている。

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 ミランは昨冬の移籍市場で、ジェノアからシーズン前半にブレークしたポーランド代表FWクシシュトフ・ピオンテクを獲得。しかし、今季はリーグ14試合3ゴールと期待に応えられていない。出場機会を重ねる20歳のFWラファエル・レオンも11試合に出場して1ゴールと、まさに「大惨事」の評価は避けられない。

 そうしたなかでのイブラヒモビッチ獲得について、記事では「イブラヒモビッチが来たら、少なくとも今より良いミランを見つけることができるだろう。大惨事の前線において、天の恵みのようなものだ」と、緊急性が高く、そのうえで必要な補強であると論じた。

 今季はすでにステファノ・ピオリ監督への交代が行われているが、その手腕については「何も発明することなく、シンプルなことを上手くやろうとしてロッカールームをまとめた」と、立て直しという意味では一定の評価を与えている。その前線に計算できるストライカーが加われば、復活の道筋は立てやすいだろう。

 一方で、昨季に獲得したピオンテクについては「イブラヒモビッチが来たとなった時、ピオンテクを前線に据えておくのは非論理的だ。彼のためにも、期限付き移籍など別のチームでシーズンを終えることを考える必要があるだろう。それは昨季に4500万ユーロ(約54億円)を投資したとしても、だ」とし、イブラヒモビッチの“エース体制”に移行すべきだとしている。

 現時点でイブラヒモビッチの加入が正式に決まっているわけではないが、ミランの復活のためには必要な存在であるのは間違いないだろう。周囲に与える影響も含め、その決断に注目が集まっている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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