トゥヘル監督がCLでの対戦を前にジダン監督の発言に反応

　パリ・サンジェルマン（PSG）は現地時間26日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第5節でレアル・マドリードと対戦する。レアルのジネディーヌ・ジダン監督は、PSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペを絶賛し、「長くにわたって恋をしている」と、獲得を希望する旨のコメントを残した。これに対し、PSGのトーマス・トゥヘル監督は次代のサッカー界を担う逸材を手放さない意向を示している。スペイン紙「マルカ」が報じた。

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　直接対決を前に、ジダン監督はいかにムバッペを評価しているかを明かしたが、トゥヘル監督は、時に人は手の届かないものを欲しがる生き物だと解説した。

「ジダンがどれだけムバッペに恋しているのか、私には分からない。ただ、彼は私たちにとって最も重要な選手であり、彼がこのチームにいることをとても嬉しく思うよ。人生とは、そういうものだ。獲得できない選手に恋をすることもある。ジダンとっては不運かもしれないが、彼は私たちの選手だ。それに彼は自分の手元に何人もの恋している選手を抱えているだろう」

　ジダンがムバッペに関心を示し続けていることについても、「彼は同じフランス人だから、ムバッペのことを聞かれたら、そのように答えるのは不思議なことではない」と返答。さらに「多くの監督が彼を獲得したいと考えるのは当然のことだ。そのことにあまり関心がないから、気にならないよ」と、ムバッペにまつわる移籍話には無関心だと強調した。

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