名門ミランの英雄FW、イブラヒモビッチ復帰の噂に持論 「最も重要なのは…」

ミラン時代のFWイブラヒモビッチ(左)とFWシェフチェンコ氏【写真:Getty Images】
ミラン時代のFWイブラヒモビッチ(左)とFWシェフチェンコ氏【写真:Getty Images】

シェフチェンコ氏、38歳イブラの実力に太鼓判 「今でも多くのものをもたらす力がある」

 元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、冬の移籍市場でイタリア・セリエAの古巣ACミランへ復帰するとの噂が流れているが、同じくミランで一時代を築いたレジェンドである元ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコ氏が実力に太鼓判を押しつつ、「最も重要なのはモチベーション」と話している。イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」が報じている。

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 イブラヒモビッチは米MLS(メジャーリーグサッカー)ロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が今年いっぱいで満了となり、すでに退団を明言している。そのため、移籍金がゼロになる冬の移籍市場では自由にチームを選ぶことができるなかで、低迷している古巣ミランが獲得に名乗りを上げている。

 そうした状況のなか、現在はウクライナ代表監督を務めてチームを来年の欧州選手権(EURO)出場に導いたシェフチェンコ氏は、ミランを復活に導く存在としてイブラヒモビッチに期待をかけつつも、一つのポイントを挙げた。

「もしイブラヒモビッチがイタリアに戻るなら、それはコンディションが整っているということだろう。それであれば、今でも多くのものをもたらす力がある。彼はナイスガイであるし、ある意味で巨大な“履歴書”の持ち主だ。どこのクラブでも活躍してきたからね。だからミランに戻るなら、素晴らしい補強になる。ただ、最も重要なのはモチベーションだ。ミランに戻るというのは、大きな責任を負うことを意味する。彼のキャリアでも最後の部分で、それは通過点ということにはならないだろうから」

 シェフチェンコ氏は、38歳となったイブラヒモビッチにとってのミラン帰還は、キャリアの最終章を過ごすクラブを決めることになり得ると予想している。そのうえで、一度MLSへと旅立ったイブラヒモビッチが欧州へ戻るにあたり、どれだけのモチベーションを維持できているかが最重要課題だとした。

 早ければ正式加入前となる12月中の合流も視野に入っているとされるイブラヒモビッチだが、期待を込めたレジェンドの言葉に応えることになるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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