「絶対に負けたくない」 広島MF柏、鹿島戦勝ち越し宣言の先に見据える“最高の自分”

サンフレッチェ広島の柏好文はACLでも鹿島と対戦した【写真:Getty Images】
サンフレッチェ広島の柏好文はACLでも鹿島と対戦した【写真:Getty Images】

自己ベストを更新する8得点を記録「サッカー選手である以上、日本代表を目指したい」

 サンフレッチェ広島は23日、J1リーグ第32節で鹿島アントラーズと対戦する。川崎フロンターレ戦の敗戦でリーグ優勝の可能性こそ潰えたが、リーダー格のMF柏好文は、「絶対に負けたくない」と強豪クラブに対して勝利に貪欲な姿勢を示した。

 広島は第31節の浦和レッズ戦がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の日程により繰り上げて開催されたため、敵地での川崎戦から3週間のブレイク期間を挟んだ。その間、U-22日本代表とトレーニングマッチを行うなど実戦感覚を養い、柏も「いい準備ができた」と語る。

 第32節の相手は、逆転でのリーグ優勝に望みをつなぐ鹿島。この一戦に死力を尽くしてくるのは間違いない。今季の対戦成績はACLを含めて3試合で1勝1分1敗だが、1勝を挙げたACLラウンド16はアウェーゴールの差で敗退を喫した。それだけに、「非常にやりがいがある」と“勝ち越し”に燃える。

「鹿島に1回は勝ちましたけど、ACLは突破できず、リーグ戦も引き分けで勝ち越してない。絶対に負けたくない思いはあります。自分たちは優勝こそできないですけど、優勝争いをしているクラブ相手に、1年間やってきたきたことをできると証明したい」

 柏はここまで、MF川辺駿とともにリーグ戦全試合に出場し、チームトップの8得点。キャリア10年目でこれまでの自己ベスト(4得点)を大きく更新する数字だ。得点ランキング上位陣はFWか攻撃的MFで、ウイングバックの選手としてはその決定力が際立っている。

「ウイングバックでも得点に絡めている。ゴールに関われる場所に居続けることが大事だと思います。歳を重ねて32歳になりましたけど、今までで一番ゴールを取れているという意味では、成長できているかなと。サッカー選手である以上は、日本代表を目指していきたい。(A代表初選出のDF荒木)隼人もそうですけど、広島の選手はチャンスをつかんできているので、もっともっと結果を積み重ねることで、チャンスの幅が広がってくると思います」

 MF青山敏弘が不在の間には、リーダーとしてチームメイトを牽引してきた柏。チームの勝利のため、自身の大きな目標のため、鹿島戦でも最後まで走り続ける覚悟だ。

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