「私は日本車」と語るレスター監督 クロップ流も直に学び、自らの戦術を進化させたと告白

「私はどんどん良くなっている」

 さらにラニエリ監督は、クロップだけでなくバルセロナ時代のジョゼップ・グアルディオラ監督、さらにはレバークーゼンやアウクスブルクの練習にも足を運んでいたことを明かした。常に向上心を持つ男は、自身のフットボールに向き合う積極的な姿勢を日本製の自動車に例え、独特の表現を用いて表現した。

「私は日本車のようだ。私はどんどん良くなっている。日本車も最初は決していいものではなかったが、今では他のものよりも良くなっている」

 イタリア人指揮官が率いるレスターは、17試合を戦い終えてリーグ首位に立つなど快進撃を続けている。”日本車”のような燃費に優れた堅実な走りの末に、誰もが予想できなかった栄冠をつかむことができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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