「私は日本車」と語るレスター監督 クロップ流も直に学び、自らの戦術を進化させたと告白

64歳の指揮官ラニエリの飽くなき向上心

 現在リーグ首位を走るレスターのクラウディオ・ラニエリ監督は、昨年11月にギリシャ代表監督を解任された後、現リバプールのユルゲン・クロップ監督の元を訪れ“クロップ流サッカー”のスタイルを学んでいたことを明かした。指揮官としての手腕に磨きをかけたイタリア人指揮官は、自らを日本車に例える独特の表現を披露した。英地元紙「デイリー・メール」が報じた。

 チェルシーやユベントス、インテル、モナコといった強豪を率いた経験を持つラニエリ監督は、2014年のワールドカップ後にギリシャ代表の指揮官に就任。しかし、成績不振により4ヵ月持たずに解任されていた。フリーの身となっていた昨季のウィンターブレイクの際には、当時クロップ監督が率いていたドルトムントのキャンプ地を訪れ、そのサッカースタイルを学んでいたという。

「クロップには感謝しているよ。リバプールはとても、とても素晴らしい監督を擁している。去年のウィンターブレイクには彼を見に行ったんだ。そこで1週間を過ごし、彼がどのように指揮し、どんな仕事をしているのかを見てきた。

(キャンプを行っていた)スペインのラ・マンガに行き、そこにはギリシャで指導した選手(DFソクラティス・パパスタソプーロス)がいたので、電話をしてクロップさえ良ければ行くと言ったんだ。彼(クロップ)はイエスと言ってくれたよ。私は学びたいと思っている。フットボールはいつだって学んでいくものだ」

 

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