長友2015年最終戦に出番なし “親友”がかかと落としの蛮行で退場処分でラツィオに惜敗

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 後味の悪い2015年最終戦となった。日本代表DF長友佑都所属のインテルは、20日の本拠地ラツィオ戦で1-2と敗戦。クリスマス休暇前の首位はキープしたものの、2位に並ぶフィオレンティーナとナポリに勝ち点1差まで詰め寄られた。長友はベンチスタートとなり、出番なく90分間を終えた。

 インテルは右サイドバックに前節に続いてバルセロナから期限付き移籍中のDFマルティン・モントーヤが起用され、左サイドバックにはガラタサライから期限付き移籍中のDFアレックス・テレスがスタメン出場した。しかし、開始5分でいきなり先制ゴールを奪われてしまう。ラツィオの右コーナーキックは、マイナス方向にグラウンダーのボールを入れるトリックプレーとなった。走り込んだMFアントニオ・カンドレーバがダイレクトで豪快な右足ミドルシュートを決め、インテルは0-1とビハインドを背負った。

 前半は互いにシュートの少ない展開になった。インテルは前線に流動性が欠け、ラツィオの守備網を崩せない。一方のインテルの最終ラインも非常に堅く、両チームともこの状況を打開することができずに、0-1のまま前半を終えた。

 

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