ヴェラッティが年俸20億円でイタリア人最高額に浮上 4位には浦和と対戦するFWも…
PSGと2024年まで契約延長、イタリア紙がムバッペと並ぶ年俸20億円と報道
フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)は30日に、イタリア代表MFマルコ・ヴェラッティと2024年まで契約延長したことを発表したが、その契約内容により現役イタリア人での最高年俸になったという。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。
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ヴェラッティは2011年にカタール投資庁の子会社、カタール・スポーツ・インベストメントがPSGの経営権を取得した翌12年に移籍した。そのため、オイルマネーで潤い、次々に有力選手を獲得していった歴史を知り、それ以降のタイトル獲得をすべて経験している。
そして今回、24年6月まで3年分の契約延長で合意したその内容を、同紙では年俸が手取り1700万ユーロ(約20億円)だとした。これは、PSGではフランス代表FWキリアン・ムバッペと並ぶ金額だという。
一方で、現役のイタリア人選手という括りで見ると、ヴェラッティが年俸額でトップに立ったという。そして、同紙が記したそれに続く3選手はいずれもアジアでプレーする選手で、2位は上海申花(中国)のFWステファン・エル・シャーラウィで1600万ユーロ(約19億円)、3位は山東魯能(中国)のFWグラツィアーノ・ペッレで1500万ユーロ(約18億円)と中国勢2人。そして4位が、サウジアラビアのアル・ヒラルに所属するFWセバスチャン・ジョビンコで1000万ユーロ(約12億円)だとした。アル・ヒラルは浦和レッズとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で対戦するチーム。浦和にとっては“Jリーグ勢3連覇”を成し遂げるためには、この年俸12億円の男を封じる必要がありそうだ。
ヴェラッティは26歳と、キャリアの最盛期とも言える年齢に差しかかってきた。その時期をPSGで過ごす決断を下した男は、復権を目指すイタリア代表でもチームリーダーとして君臨することが期待される。20億円のプレーメーカーは、悲願の欧州制覇へPSGを導けるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)