プレミアリーグの金字塔が数々… 英特集「破られることがないであろう10の記録」

プレミアで最も接戦を繰り広げた2011-12シーズンのマンUとマンC【写真:Getty Images】
プレミアで最も接戦を繰り広げた2011-12シーズンのマンUとマンC【写真:Getty Images】

38試合でわずか勝ち点11、07-08シーズンに「シーズン最少ポイント」ワースト記録

 1992年からスタートしてイングランド・プレミアリーグではこれまでの数多くの記録が打ち立てられてきた。そのなかでも「今後破られることはないであろう10の記録」を英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 1つ目が「タイトル獲得の最少マージン」。優勝クラブと2位クラブとの命運を分けたその差が最も小さかったシーズンが該当するもので、それが2011-12シーズンとされている。この時、優勝したのはマンチェスター・シティで、2位ユナイテッド。優勝争いが最終節までもつれ込み、両チーム勝点89で並んだなか、得失点差で「8」上回ったシティがタイトルを獲得した。ちなみに2018-19シーズンもシティが優勝したが、2位リバプールとは勝点差はわずか1差。こちらもまれに見る大接戦での決着だった。

 2つ目は「シーズン最少ポイント」。これは2007-08シーズンにダービー・カウンティが記録した11ポイントだ。38試合を戦っての成績は1勝8分29敗で、勝点と得失点差(-69)でプレミアワースト記録を打ち立ててしまった。

 3つ目は「最少勝点でのリーグ優勝」。この記録を打ち立てたのは1996-97シーズンのマンチェスター・ユナイテッドで、勝点「75」で優勝した。過去のプレミアリーグ優勝クラブの平均勝点は「86.9」で、それを10以上も下回る珍記録だ。過去3シーズンの成績に照らしてみると、16-17シーズンでは5位アーセナル、17-18シーズンでは4位リバプールと同ポイント、昨季では3位に相当する勝点となる。

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