ルヴァン杯決勝、札幌が先制も川崎が前半終了間際に同点弾 1-1のまま勝負の後半へ

川崎MF阿部浩之のゴールで川崎が追い付く【写真:Noriko NAGANO】
川崎MF阿部浩之のゴールで川崎が追い付く【写真:Noriko NAGANO】

札幌MF菅のゴールでスコアが動くも、前半アディショナルタイムに川崎MF阿部が同点弾

 日本の国内三大タイトルの一つ、ルヴァン杯の決勝が26日に埼玉スタジアムで行われ、コンサドーレ札幌が川崎フロンターレを相手に先制に成功したが、川崎も前半終了間際に追いついて1-1でハーフタイムを迎えた。

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 札幌はクラブ史上初のタイトルを競う決勝進出で、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督にとってはJリーグ3クラブ目で4回目。一方の川崎は4回の準優勝を経ての初優勝を狙うピッチになった。

 序盤から両者がゴールに迫る姿勢を見せる中で札幌は前半10分、右サイドでMF白井康介が縦への突破に成功するとマイナス気味のクロスを供給。それをファーサイドで受けたMF菅大輝がワントラップから右足を振り抜くと、クロスバーに当たったボールは川崎のGK新井章太にも当たりゴール内へ転がり込んだ。

 1点を失った川崎は攻勢を強め、同15分にはカウンターでフリーになって右サイドをFWレアンドロ・ダミアンが抜け出すと、ゴール前には2人がフリーで走り込んだが、ダミアンは強引なシュートを選択して相手のブロックにあった。さらにダミアンは同20分にもMF阿部浩之のクロスにファーサイドでフリーになり、あとは決めるだけというボールをゴールポストに直撃させてしまい、決定機を連続で逸してしまった。

 札幌も時にカウンターでMFチャナティップやMF鈴木武蔵にシュートチャンスが訪れたが、それを決めることはできず。そのまま前半終了かと思われたアディショナルタイム、川崎は左コーナーキックがファーサイドまで流れると、フリーになった阿部がワントラップから決めて同点。ほぼ前半ラストプレーのところでの一撃で、1-1の同点でハーフタイムへ突入した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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