「彼は怒り狂った」 元バルサDF、若きメッシとの“衝突”を回想「激しい言い合いに…」
元メキシコ代表DFマルケス、トップ昇格時の「新しいマラドーナ」と“口論”
2003年から10年までバルセロナに所属していた元メキシコ代表DFラファエル・マルケスが、かつて練習中にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを激怒させたエピソードを明らかにした。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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17歳だった04年にバルセロナでトップデビューを果たしたメッシだが、バルセロナBに所属していた時から、その噂はトップチームにも聞こえていたという。当時トップチームにいたマルケスは、「僕たちはレオの話をロッカールームで聞かされていた。バルサBにとてつもない選手『新しいマラドーナ』がいるってね」と、振り返った。
そして、実際にトップチームに昇格したメッシは、本家顔負けのプレーを練習から見せていたという。
「7対7のゲームをやっていた時だ。レオは、僕と同じチームにいたんだ。彼はドリブルをして1人、2人、3人と抜いた後、振り向いて、もう一度彼らを抜き直したんだ。僕が『レオ、ボールを離せ!』と怒鳴るまで、彼は決してボールを離さなかったんだ」
トップチームで中心選手として活躍していたマルケスに、そう指摘されれば、普通の若手は言うことを聞くだろう。だが、メッシの反応は違ったという。
「彼は怒り狂って、僕たちに向かって怒鳴ってきたから、激しい言い合いになったんだ。ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)が間に入って、なだめなければいけないほどだった。当時は僕のほうが経験があったから、彼は真っすぐレオのほうに行ったよ」
現在はバルサの象徴となり、サッカー界を代表するスターになったメッシだが、「彼が成長する様子を、間近で見られたのはスペクタクルだったね」と、マルケスは当時を懐かしんだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)