「トップクラブが一列に並んで待つ」 絶好調の南野、海外メディアがステップアップに太鼓判
代表、クラブともに好パフォーマンスを披露する南野 「支払った額をはるかに上回る」
ザルツブルクの日本代表MF南野拓実は現地時間15日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第3戦のタジキスタン戦に先発出場し、2ゴールを奪う活躍で3-0の勝利に貢献した。代表、クラブともに絶好調をキープする南野だが、海外メディアは「トップクラブが一列に並んで待つことになっても決して驚きではない」とステップアップに太鼓判を押している。
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前半はタジキスタンに決定機を演出され、苦戦を強いられるも、0-0で迎えた後半8分、左サイドからMF中島翔哉(ポルト)がクロスを放り込むと、抜け出した南野がヘディングで叩き込み、先制点を奪う。さらに直後の同11分、右サイドを突破したDF酒井宏樹(マルセイユ)が鋭いグラウンダーのクロスを供給すると、走り込んだ南野が巧みなバックヒールで合わせ、ゴール左隅へと流し込んだ。
南野は日本を勝利に導く殊勲の活躍を披露した一方、英メディア「90min」はザルツブルクの注目株の1人として南野を取り上げており、「信じられないかもしれないが、南野にとってザルツブルクは欧州初挑戦のクラブだ」と綴り、「彼が示すパフォーマンスは支払った額をはるかに上回るものであることを証明している」と称賛の言葉を送っている。
また、ステップアップについては「契約は2021年まで結んでいるが、市場価格は500万ユーロ(約6億円)であるため、2020 年の夏にトップクラブが一列に並んで待つことになっても決して驚きではない」と、来夏の移籍市場で人気株となる可能性が高いことを強調した。果たして南野のトップクラブ移籍は実現するのだろうか。動向に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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