“ジャガー”浅野、約2年ぶりの日本代表戦ゴール 森保J定着へ「目指すものは変わらない」

日本代表FW浅野拓磨【写真:Getty Images】
日本代表FW浅野拓磨【写真:Getty Images】

タジキスタン戦でダメ押しの3点目、17年8月のロシアW杯“出場決定弾”以来のゴール

 “ジャガー”の愛称で親しまれたアタッカーが、約2年ぶりの代表戦ゴールをゲットした。カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦、日本代表は苦戦しながらもアウェーで3-0と勝利して勝ち点3を確保した。この試合でダメ押しの3点目を奪ったFW浅野拓磨(パルチザン)は、「ゴールで貢献できたことをうれしく思う」と話した。

 浅野に出番が巡ってきたのは2-0で迎えた後半19分。MF中島翔哉(ポルト)との交代で前線に入ると、持ち前のスピードでゴール前へと迫った。何度か決めきりたい決定機があったものの、後半37分、DF酒井宏樹(マルセイユ)のクロスに対して高い打点のヘディングシュート。叩きつけたボールがゴール右隅へと吸い込まれた。

「まずは久しぶりに代表戦のピッチに立てたこと、勝利できたこと、ゴールで貢献できたことをうれしく思う。今は新天地でプレーしていますけど、どこでやるにしてもやるべきことは変わらないし、目指すものは代表のピッチというのは変わらない。今日、そのピッチに立ててゴールできたことは、これからの僕にプラスになると思うけど、まだまだ課題はあるので頑張りたい」

 このように話した浅野。ロシアW杯出場を決めた前回大会の最終予選オーストラリア戦(2017年8月31日/2-0)以来となるゴールにも、喜びは控えめだった。

「まだまだ厳しい戦いは続くと思うけど、そのためにはサポーターの力が必要だし、日本が一丸となって戦っていく舞台に僕も立てるようにしたい」

 パルチザンに新天地を求めた浅野が、代表に定着できるかは今後の活躍次第だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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