“未知の敵”タジキスタン、現地解説者が語る“最大の強み”とは? 「多くの選手が…」

現地テレビ局の解説者ギュルルズ・グルモフ氏【写真:Football ZONE web】
現地テレビ局の解説者ギュルルズ・グルモフ氏【写真:Football ZONE web】

最大の強みは“1強リーグ”のメリット 「彼らは互いに補完しながらプレーできる」

「チームとして最大の強みとなると、多くの選手が同じイスティクロル・ドゥシャンベというクラブチームでプレーしていることじゃないかな。彼らは良いコンビネーションを築いているし、互いに補完しながらプレーできる。多くの年月をともにプレーしているからね」

 イスティクロルは国内リーグ6連覇中で、過去10年間で8回の優勝を誇る絶対王者。国内1強状態のリーグでは、代表選手の大半が同じチームから輩出されるというのは珍しいことではない。クラブで多くの時間をともに過ごし、熟成された連係を代表チームにも還元するという図式が、タジキスタン代表にも生まれている。

 欧州で活躍するプレーメーカーを中心とした中盤のクオリティーに自信を持ち、クラブでの連係をそのまま活かすことでチームの完成度も底上げされる。ここまでW杯予選2戦2勝の成績は偶然ではない。タジキスタンが油断ならない相手であることは間違いないだろう。

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(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)



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