「タジキスタンとは差がある」 森保監督、中4日の“ハンデ”を認めるも調整に自信
モンゴル戦から中4日の日本に対し、タジキスタンはホームでの一戦に備えて準備万端
日本代表の森保一監督が14日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦(15日/リパブリカン・セントラル・スタジアム)に向けて、首都ドゥシャンベ内のホテルで前日会見に臨んだ。日本のFIFAランク31位に対して、タジキスタンは同115位。2011年11月11日のブラジルW杯アジア3次予選(4-0)以来となる対戦に、「非常に力のある国」と警戒した。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
森保ジャパンは10日にホームで行われたW杯予選モンゴル戦で6-0と快勝。翌日にタジキスタンへ出発し、12日から現地でのトレーニングを開始した。日本から5000km以上の長距離移動、さらには中4日でタジキスタン戦を迎える一方で、タジキスタンは9月10日のモンゴル戦(1-0)以降は公式戦が組まれておらず、万全の状態でホームに日本を迎え撃つ。森保監督はコンディションの差を認めつつも、“問題なし”との見解を示した
「コンディション面はタジキスタンとは差があるかなと思います。モンゴル戦から中4日、長距離の移動をしてきている。しかしながら、日本の選手たちは連戦の経験も豊富です。中4日と考えれば、間違いなくコンディションは回復できる。明日のメンバーについては、今日の練習を見て決めたいと思います」
タジキスタン戦に向けて、「数試合映像で確認しています」と明かした森保監督。FIFAランキング115位と数字上は“格下”の相手となるが、「タジキスタンは非常に力のある国だと思います」と警戒した。
「非常に個のフィジカルの能力、推進力がある。個の技術もしっかりしていて、オーガナイズされたチームだと思います。明日はタフで厳しい試合になる。しかしながら、なんとかこのアウェーの厳しい戦いを勝って終わりたい」
モンゴル戦のメンバー主体か、それとも負傷離脱したDF冨安健洋(ボローニャ)をはじめ大きく顔ぶれを入れ替えるのか。森保監督の采配も大きな見どころになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)