“劣悪環境”経験者の板倉滉、タジキスタンの不安一掃 「ミャンマーの時よりいい」
気候、宿泊、ハード面でミャンマーよりも「過ごしやすい」とタジキスタンに好印象
森保一監督率いる日本代表は、15日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でFIFAランキング115位のタジキスタンと対戦する。東アジアや東南アジアに比べて情報の少ない中央アジアでのゲームとなるが、自身3回目の招集となったMF板倉滉(フローニンゲン)は「ミャンマーの時よりいい」と9月の敵地ミャンマー戦(2-0)よりも環境面の不安は少ないと語った。
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10日にホームでのW杯予選モンゴル戦に6-0と快勝した森保ジャパンは、翌日にタジキスタンへ出発。11日深夜前に現地入りし、12日の午後4時半から試合会場となるリパブリカン・セントラル・スタジアムで練習を行った。
タジキスタンはアジアの中でも馴染みの少ない国だが、12日は天気も良く日中は20度を超え、湿度も少ないカラっとした印象の気候だ。今年6月のコパ・アメリカ(南米選手権)、9月シリーズ続いて招集された板倉は、現地の環境について「快適です」と笑顔を覗かせた。
「まだ水とかいろいろ不安要素はありますけど、ホテルもすごくいい部屋に泊まらせて頂いている。ご飯も、僕は普段オランダにいるので基本なんでもいけるというスタンスなんですけど(笑)、U-22(日本代表)の時とはまた違って日本のご飯が置いてあったり、そこまで困らずいつも通り生活できています」
9月のミャンマー戦では、ヤンゴン市内の練習場は芝ではなく“雑草”が生えた劣悪なピッチ状況で、初日の練習中には約20分間のスコールに見舞われるなど洗礼を受けた。対してタジキスタンは練習と試合を行うリパブリカン・セントラル・スタジアムこそ人工芝だが、板倉は「昼間も暖かくて過ごしやすい。ミャンマーの時よりいいと思います」とポジティブな印象を受けているようだ。