激高したリバプールのクロップ監督 試合後の相手指揮官との握手を拒否

会見では冷静になり、相手を擁護する言葉も

 試合の最中はガードナーの危険なタックルに怒り心頭だったクロップ監督だが、試合終了から時間が経過すると、言葉通り平静を取り戻した。プレーを冷静に分析し、ガードナーを擁護していた。

「彼(ガードナー)はボールに行っていた。ほんの1000分の1秒前にロブレンにヒットしていた。試合と同じで全てわずかな差だ。しかし、彼は(削ろうとしたわけではなく)ボールに行っていた。もし彼がボールに行っていなかったら、これ以上話すべきではない。我々はただ、負傷の程度が深刻でないことを願うのみだ。今は検査の結果を待たなければならない。(ロブレンと)話したが、それほど悪いものだとは感じていないと言っていた」

 FWダニエル・スターリッジをはじめとした負傷者の多さが就任直後からの頭痛の種となっているだけに、ロブレン途中交代でクロップ監督も肝を冷やしたはずだが、どうやら長期離脱とはならずに済むようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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