“不振”のモラタ、スペイン代表落選に失意 「僕がそこにいるべきではないと…」
今季低調なアトレティコ攻撃陣 モラタも公式戦6試合で1得点のみ
アトレティコ・マドリードのFWアルバロ・モラタは、今回スペイン代表に招集されなかったことに失意を抱いているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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ルイス・エンリケ監督の辞任を受け、今年6月にスペイン代表の指揮官にロベルト・モレノ監督が就任した。ルイス・エンリケ監督体制では、欧州選手権(EURO)予選で3得点を記録。2018年ロシア・ワールドカップに出場できなかった悔しさをバネに結果を残していたが、新監督の下では負傷していた9月の2試合に続き、招集メンバーから漏れている。
モラタの所属するアトレティコは、リーガ・エスパニョーラで3位につけているものの攻撃陣が不振で、第8節バジャドリード戦でもスコアレスドローに終わるなど、ここまで8試合7得点と1試合平均で1ゴールを下回っている。「マルカ」紙によると、これは2003-04シーズン以降で最低の記録だという。
そうした状況も影響したのか、10月のスペイン代表に招集されなかったモラタだが、「メンバー入りしたかった」と、直近のリーグ戦5試合で4度目となった無得点試合になったバジャドリード戦後に語った。
「でも、監督が僕がそこにいるべきではないと考えたのなら、それには理由があるはずだ。僕はチームとともに全力を尽くし、次の代表活動の際にはメンバーに入れるように努力するよ」と、代表復帰に向けて意欲を示している。
今季、モラタは公式戦6試合に出場して1ゴールにとどまっている。チームで結果を残さなければ代表復帰も難しくなるが、アトレティコの得点力不足を指摘されても「僕たちは問題ないよ。このように続けていけば良くなっていく」と前向きだったが、バジャドリードとの試合では一点だけ不満があったようだ。
前半10分にバジャドリードのスペイン人MFトニ・ビジャが足の裏を見せた悪質なタックルについて、「あれはレッドカードになるべきだった。瞬間的に見るのは難しいかもしれないけど、現在はVARも導入されたのに……」と、イエローカードの提示にとどまった判定に対する不満を述べている。
(FOOTBALL ZONE編集部)