PSV堂安律、移籍後初ゴールは「スタイルが出た」 サポートしたチームメートにも感謝
ズウォレ戦で途中出場し、チーム3点目となるゴールを左足で決める
オランダ1部PSVの日本代表MF堂安律は現地時間29日、エールディビジ第8節PECズウォレ戦(4-0)に途中出場し、移籍後初ゴールを挙げた。試合後には「自分のスタイルが出たゴールだった」とコメントし、PSVで踏み出した大きな一歩を振り返っている。
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堂安はオランダ3年目の今季、フローニンゲンでシーズンをスタートしたが、8月27日にPSVへの移籍で合意。同30日に2024年まで契約を結んだことが正式発表され、PSV史上初の日本人選手となった。
今季の先発出場はここまでリーグ第4節フローニンゲン戦(3-1)のみとなっているなか、ズウォレ戦では後半6分から途中出場。そして2-0で迎えた同27分、堂安にチャンスが到来する。オランダ代表FWステフェン・ベルフワインの突破から、右斜め45度の角度でフリーになった堂安にボールが渡る。ズウォレDFファン・ウェルメスケルケン際が詰めてきたものの、冷静に左足でゴールに流し込み、PSVでの公式戦初ゴールを記録した。
最終的に4-0の快勝を収めたPSVは試合後、公式YouTubeチャンネルで堂安の英語でのインタビューを公開。「自分のスタイルが出たゴールだったと思います」と切り出し、次のように記念すべきゴールを振り返った。
「あの位置からは常にシュートすることを考えています。良いゴールでした。(右サイドバックのオランダ代表DF)デンゼル(・ダンフリース)が良いランニングをしてくれたので、シュートのためのスペースがありましたね」
チームメートとも連動しながら、右斜め45度というレフティーの堂安にとっては得意とする位置から決めた初得点。自身の実力を示すと同時に、“スタイル”も周知する一撃となったようだ。