低調バルサ、メッシ復帰で“MSGトリオ”初結成も不発 スペイン紙酷評「胸を張れるのは…」
アウェーでのCL初戦、ドルトムントとスコアレスドロー 「低調ぶりは継続」
バルセロナは現地時間17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ開幕戦でドルトムントと敵地で対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。アウェーゲームとはいえ、低調な出来に終始した昨季のリーガ・エスパニョーラ王者に対し、スペイン紙「マルカ」は「らしくないパフォーマンス」「胸を張れるのはテア・シュテーゲンだけ」と厳しい評価を与えている。
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バルセロナは敵地ジグナル・イドゥナ・パルクで、ドルトムントに苦戦を強いられた。後半14分にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが途中出場で戦列復帰を果たし、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとの“MSGトリオ”が初の揃い踏みとなったが、ゴールは遠かった。
反対に後半10分にはイングランド代表FWジェイドン・サンチョに対するDFネルソン・セメドのファウルでドルトムントにPKを献上する場面もあったが、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが同胞MFマルコ・ロイスのキックをストップして九死に一生を得た。
結果的には0-0で勝ち点1を手にしたバルセロナだが、スペインメディアは厳しい視線を送っている。
「火曜日の夜、カンプ・ノウを離れたバルセロナの低調ぶりは継続していた。チャンピオンズリーグ開幕戦、ジグナル・イドゥナ・パルクでのドルトムント戦は非常に彼ららしくないパフォーマンスで0-0の引き分けに終わった」
記事では、試合結果がこのように伝えられている。ブレーク中のFWアンス・ファティが、CLにおけるクラブ最年少出場記録(16歳321日)を更新したり、メッシが今季初出場を果たすなど明るい材料もあった一方で、スペイン代表DFジョルディ・アルバが負傷交代を強いられるアクシデントにも見舞われた。結果も含め、全体的にはネガティブな印象が残るゲームとなったようだ。