遠藤保仁が語る“移籍論” 稲本潤一、中村俊輔、小野伸二の決断に持論「全然ありだと思う!」

(左から)稲本潤一、中村俊輔、小野伸二【写真:Football ZONE web&高橋学&グレアトーン】
(左から)稲本潤一、中村俊輔、小野伸二【写真:Football ZONE web&高橋学&グレアトーン】

そんなふうに言うと「J2クラブに移籍か!?」と思われそうだけど…

 もちろん、ステージが下がれば環境が整っていないところが多いだろうし、J1クラブでは当たり前にあったものがない、なんてこともたくさんあるとは思う。でも、もはやこれだけキャリアを重ねてきたら、そういう部分も込みで楽しめる気がするし、国内であれば……いくら環境が悪くなったと言っても、たかが知れているというか。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 ブラジルの3部、4部とはわけが違って、これだけ利便性の高い日本では、クラブにその体制がなければ自分で工夫して整える術はいくらでもあると考えても、あまり気にならない。
 
 そんなふうに言うと「J2クラブに移籍か!?」と思われそうだけど、その考えも選択肢の一つとしてあり得るって話で、今すぐどうこうとは思っていない。契約の世界に生きていたら、いつクラブから必要とされなくなるかも分からないしね(笑)。ただ、この先、試合に絡めなくなったら、とか、他のクラブからオファーをいただけて、自分もそのクラブに行くことをイメージできたなら……選択するんじゃないかな、とは思う。

 もちろん、これだけ長く在籍しているガンバから離れるとなったら、いろんな感情が生まれるとは思うけど、サッカーは試合をしなきゃ楽しくないし、自分の成長も望めない。そう考えても、僕の今後の選択は常にそこが基準になっていくと思う。

 現役である限り、試合に出たいという思いがなくなることは絶対にないはずだから。

■遠藤保仁「公式戦1000試合」内訳(G大阪調べ)
公式戦1000試合・150得点

J1リーグ:621試合(歴代2位)・103ゴール
J2リーグ:33試合・5ゴール
Jリーグ・チャンピオンシップ:3試合・0ゴール
リーグカップ:72試合・5ゴール
天皇杯:48試合・10ゴール
富士ゼロックススーパーカップ:6試合・0ゴール
クラブワールドカップ:3試合・2ゴール
AFCチャンピオンズリーグ:58試合・10ゴール
スルガ銀行チャンピオンシップ:1試合・0ゴール
A3チャンピオンズカップ:3試合・0ゴール
日本代表戦:152試合(歴代1位)・15ゴール

(高村美砂 / Misa Takamura)



page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング