ユーベのブラジル代表DF、“庶民派”な一面を告白 「一晩で多くのお金を使うと…」
約5万円の消費でも「悪いことをした気分になる」とアレックス・サンドロが吐露
ヨーロッパのトップリーグでプレーするサッカー選手たちは、一般的な感覚からすると驚くような収入を得ており、プライベートが派手な選手も決して少なくない。だが、ユベントスに所属するブラジル代表DFアレックス・サンドロは例外のようだ。スペイン紙「マルカ」が、意外な一面を紹介している。
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サンドロはブラジル代表として21キャップを刻み、キャリアではすでに17ものタイトルを獲得している。ユベントスの選手としても大きな成功を収めているが、苦労をした過去が彼の人間性に大きな影響を与えたようだ。
「15歳の時、アトレチコ・パラナエンセのユースチームに加わった。僕の収入は1カ月90ユーロ(約1万800円)ほどだった。僕が最初に大きな成功を収めたのは、300ドル(約3万2400円)を稼いだ時で、両親に住居代として渡した。何かを買っても良かったんだけど、家族を助けたかったんだ」
現在ではユベントスで159試合に出場し、4度のセリエA優勝を成し遂げた。収入も当時では考えられないほどに増えたが、今も母国での暮らしを思い起こすと、悪い気がしてしまうという。
「僕は家族と一緒に出掛けて、何度も300ユーロ(約3万6000円)、400ユーロ(約4万8000円)を使っている。でも、すぐにブラジルレアルに置き換えるといくらになるかを考えてしまって、一晩でそれだけ多くのお金を使ったことに対して、悪いことをした気持ちになってしまうんだ」
途方もない大金を稼ぐようになっても、昔と変わらない金銭感覚を持っているサンドロ。ピッチ上では攻撃力を売りとする派手な一面もあるが、ピッチを離れると非常に堅実なようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)