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英代表MFサンチョは「世代別で最高の選手」 名将ベンゲル、19歳逸材の可能性を絶賛
アーセナルの監督時代に獲得を試みたことを告白「彼はロンドン出身だったので…」
ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョは、現地時間10日に行われた欧州選手権(EURO)予選の第6節コソボ戦(5-3)に出場し、代表初ゴールを含む2得点で勝利に貢献した。アーセナルで22年の長期政権を築いた名将アーセン・ベンゲル氏は、19歳のサンチョを同世代のなかで「世界最高の選手」と称賛している。英紙「インディペンデント」が伝えた。
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マンチェスター・シティの下部組織で育ったサンチョは、2017年にU-17欧州選手権で準優勝して大会MVPを獲得。同年のU-17ワールドカップではイングランドを優勝に導いた。17歳でドルトムントへ移籍したことで成長速度はさらに加速し、一気にスターダムの階段を駆け上がった。
昨季ブンデスリーガで34試合・12得点14アシストを記録し、今季もここまで3試合で2得点3アシストと結果を残している。ベンゲル氏は衛星放送「ビーイン・スポーツ」のインタビューで、サンチョを称賛した。
「彼は、彼の世代では最高の選手の1人だ。ドリブルができるし、傲慢さがある。ビッグプレーヤーの持つものを、彼も持っている。傲慢さや自信、信念……。そういうものを持っていなければならない」
また、「彼に出場機会がなかった時、私は彼をマンチェスター・シティから連れてきたいと思った。彼はロンドン出身だったので、誘おうとしたんだ。アーセナルに連れてきたかった」と述べ、アーセナル時代に獲得を試みようとしていたことを明かした。
イングランドでは英国内での移籍や、下部リーグなどで経験を積むが一般的と言われるなか、早くに国外に渡ったサンチョ。言語の壁やプレースタイルの違いなど、異国でのプレーに難しさはあるはずだが、今やドルトムントの攻撃陣を牽引する存在となり、イングランドの名将からも将来を期待されるまでに成長した。
(FOOTBALL ZONE編集部)