恐喝容疑のベンゼマが被害者ヴァルブエナとのEURO出場を熱望 「フランスは僕たちを必要とする」

メディアの報道を批判

 ベンゼマは来年の自国開催の大舞台に立つという決意表明も行っている。

「それが僕の情熱。フランスはヴァルブエナと僕たち二人を必要とする。彼には恨みはない。メディアは僕のイメージを壊そうとしているが、何も起きていない。それは変わらない」

 渦中のストライカーはこう語った。被害者であるヴァルブエナが警察に駆け込んだことで、ベンゼマの名前が捜査線上に浮上した。「自分のことを助けるためだと思っていた」と同僚の告発について語っていたベンゼマは、容疑者と被害者のいびつなタッグ結成にわだかまりはないという。

「人生には多くの悩みごとはあるが、EUROは大舞台。夢見ていた場所だ。恐れもない。この大会でプレーできるためにすべてが早く沈静化することを願う。僕は長くこのチームにいた。国とともにトロフィーを掲げたい」

 ベンゼマはこう誓っていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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