中島翔哉、悪コンディションもどこ吹く風 「公園でやっていた…そっちのほうが悪い」
W杯予選ミャンマー戦へ 「雨だったら雨の楽しみ方があると思う」
「楽しむ」がモットーの男は悪コンディションを意に介していないようだ。日本代表の10番MF中島翔哉(ポルト)は、10日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦を前に「雨だからこそできるプレーもある」と前向きに捉えつつ、「公園とかでサッカーをやっていたので……気にしたことがない」と悪天候を気にも留めていない。
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7日に現地入りした日本代表は、スコールをはじめ3日連続で雨中でのトレーニングを強いられた。ピッチコンディションも決して良いとは言えず、ベテランDF長友佑都(ガラタサライ)も「経験したことがないレベル」と語っていたほどだ。
他の選手たちも一様にピッチコンディションへの不安を口にしているなか、ポジティブな言葉を残したのが中島だ。「雨だったら雨の楽しみ方があると思う。それをやっていきたい。雨だからこそできるプレーもある」と語っており、どんな状況でもサッカーそのものを楽しむ生粋のサッカー小僧を思わせる。
「あんまりピッチにこだわりはない。そんなに気にしたことはない」と言う中島は、「公園とかでサッカーをやっていたので、そっちのほうが良い悪いで言ったら悪いグラウンドだったので気にしたことがない」と明かす。悪コンディション自体への不安は一切ない様子で、むしろ「激しいプレーが多くなるなら、それもサッカーの楽しみの一つ」と続けた。
「滑ったり、止まったりを利用できることもあると思う。何をやるかは僕もピッチに出て自然と体が動くと思うので、それに任せてプレーする。しっかり頭を使ってやるところはやる」
雨中での試合もあり得るなか、日本代表の10番が「雨だからこそできるプレー」でチームを勝利へと導くだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)