バルサ、メッシに“生涯契約”の提示検討 MLS行き、母国復帰の可能性もスペイン紙指摘
バルサとの現行契約は2021年6月までで、メッシはいつでも契約破棄できるとされるが…
バルセロナのキャプテンで、絶対的エースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの現行契約は2021年6月30日までとなっている。これまでバルサ一筋で来たスーパースターの去就に世界中の注目が集まるが、バルサはメッシに“生涯契約”のオファーを提示する方針でいるようだ。スペイン紙「AS」が伝えている。
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バルセロナは2019-20シーズン、リーガ・エスパニョーラ3連覇に臨む戦いをスタート。1勝1分1敗とやや低調な出だしとなっているなか、メッシは負傷の影響でまだ出場していないが、絶対的エースとしてチームに不可欠な存在だ。
スペイン紙「エル・パイス」によれば、メッシはいつでも契約破棄できる権利を保有。バルサ関係者は、「毎シーズン終了後、好きな時に彼は退団することができる。両サイド(メッシとクラブ)がそれに合意している」と述べていた。
現行の契約満了まであと2年を切り、このような報道が浮上したことでメッシの去就はさらに注目される。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、バルサ幹部がメッシに“生涯契約”、または少なくとも10年契約のオファーを検討しているようだと伝えた。
しかし、クラブ上層部はメッシが残留することを確信していて、この新契約締結を急いではいない様子。また「ムンド・デポルティーボ」紙は、メッシの父であるホルヘ氏とバルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長との関係も極めて良好と報じている。
ただ、万が一メッシが退団を選択した場合、米MLS(メジャーリーグサッカー)に参入する可能性もあるという。メッシは他のヨーロッパクラブへ移籍する意向はなく、アメリカで短期間プレーするか、または幼少期にプレーした母国アルゼンチンのニューウェルズ・オールドボーイズに衝撃的な復帰を果たすのではないかと伝えられている。
果たして、メッシの去就はどのような結末を迎えるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)